小さい頃から本を読むのは好きでした。
小説も読みますが、大好きなのはマンガ。
今の家に「マンガ・小説用」に18畳の屋根裏部屋を作ったくらい大好きです。
しかし幼少期は「立ち読み」が定番でした。
“買えばいいじゃん”と思われるかもしれませんが、
実は昔、我が家は「マンガ持ち込み禁止」でした。
といっても図書館においてある「マンガ日本の歴史」みたいなものはよかったんですが
一般的な「マンガ」は絶対禁止でした。
中3くらいまでは
マンガを読んでいるのがばれると母親からこっぴどく怒られました。
加えてせっかく手に入れたマンガは破られるか燃やされるかの運命でした。
どこに隠していても、なぜかバレていて
学校から帰ってくると、自室のゴミ箱の中には破られたマンガ本が入っていた・・・なんていうこともざらでした。
悲しい思い出。
しかし高校に入ってからは、私の素行が悪かったため(笑)
母親が勝手に部屋に入ることはほとんどなくなりました。
なので私は堂々とマンガを自室においておりました。
そんなときのことです。
ある日、私が学校から戻って、いつものように自分の部屋に入ると
そこには過去の母親からは想像もできない姿が・・・。
そう、あろうことか
私が見てしまったのは・・・
部屋の床に座り込んで私の部屋にあるマンガをむさぼるように読む母親の姿でございました。
もう日も沈もうとする薄暗い部屋で、
彼女は明かりをつけるのも忘れ
一心不乱に「黙々と」マンガを読んでおりました。
その母親の姿を見て私が「見てはいけないものを見てしまった」ような気分になったのはいうまでもありません。
一通り読み終わるまで娘が帰ってきたことに気づかなかった母親ですが、
私に気づいた時の母の一言。
「これ・・・おもしろいわね。あとで全部貸してね♪」
そう言って、呆然とする私の返事もそこそこに
夕食を作るため台所へと引き上げていきました。
それからもう15年ほどたちますが、いまだに忘れられません。
以降、母親が私のマンガを勝手に処分することはなくなりました。
(勝手に部屋に入ってマンガを物色することはありましたが(苦笑)。)
実はその時母親が読んでいたのがこのマンガ。
安達祐美さん主演でドラマ化もされたので、ご存知の方は多いでしょう。
42巻以降続刊がなかなか出ないのが、ファンとしては歯がゆいのですが(−−;)。
先日実家に戻った時に、
実家に置いていた自分のマンガを全部持ってきましたが
その時に久しぶりにこのマンガの表紙を見て
このエピソードを思い出しました。
今となっては笑えますが、まあ「いい思い出」です。
小説も読みますが、大好きなのはマンガ。
今の家に「マンガ・小説用」に18畳の屋根裏部屋を作ったくらい大好きです。
しかし幼少期は「立ち読み」が定番でした。
“買えばいいじゃん”と思われるかもしれませんが、
実は昔、我が家は「マンガ持ち込み禁止」でした。
といっても図書館においてある「マンガ日本の歴史」みたいなものはよかったんですが
一般的な「マンガ」は絶対禁止でした。
中3くらいまでは
マンガを読んでいるのがばれると母親からこっぴどく怒られました。
加えてせっかく手に入れたマンガは破られるか燃やされるかの運命でした。
どこに隠していても、なぜかバレていて
学校から帰ってくると、自室のゴミ箱の中には破られたマンガ本が入っていた・・・なんていうこともざらでした。
悲しい思い出。
しかし高校に入ってからは、
母親が勝手に部屋に入ることはほとんどなくなりました。
なので私は堂々とマンガを自室においておりました。
そんなときのことです。
ある日、私が学校から戻って、いつものように自分の部屋に入ると
そこには過去の母親からは想像もできない姿が・・・。
そう、あろうことか
私が見てしまったのは・・・
部屋の床に座り込んで私の部屋にあるマンガをむさぼるように読む母親の姿でございました。
もう日も沈もうとする薄暗い部屋で、
彼女は明かりをつけるのも忘れ
一心不乱に「黙々と」マンガを読んでおりました。
その母親の姿を見て私が「見てはいけないものを見てしまった」ような気分になったのはいうまでもありません。
一通り読み終わるまで娘が帰ってきたことに気づかなかった母親ですが、
私に気づいた時の母の一言。
「これ・・・おもしろいわね。あとで全部貸してね♪」
そう言って、呆然とする私の返事もそこそこに
夕食を作るため台所へと引き上げていきました。
それからもう15年ほどたちますが、いまだに忘れられません。
以降、母親が私のマンガを勝手に処分することはなくなりました。
(勝手に部屋に入ってマンガを物色することはありましたが(苦笑)。)
実はその時母親が読んでいたのがこのマンガ。
安達祐美さん主演でドラマ化もされたので、ご存知の方は多いでしょう。
42巻以降続刊がなかなか出ないのが、ファンとしては歯がゆいのですが(−−;)。
先日実家に戻った時に、
実家に置いていた自分のマンガを全部持ってきましたが
その時に久しぶりにこのマンガの表紙を見て
このエピソードを思い出しました。
今となっては笑えますが、まあ「いい思い出」です。
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